Technology
DRB230 タフピッチ銅 寿命比較
被削材 : タフピッチ銅
ワークサイズ : 11×40mm
加工深さ : 15.2mm
加工時間 : 1時間45分(1形状あたり)
使用工具
DRB230(ロングネックボール)
●銅電極の加工に特化したロングネックボールエンドミル。
●切削性の高さと鋭い刃形状、DLC コーティングにより、長時間の高品位かつ安定した加工が可能です。
●銅タングステン電極の加工にも有効です。
切削条件
加工工程 | 荒取り | 中仕上げ | 仕上げ |
使用工具 | DRB230 R0.5×4 | ||
回転数 (min-1) |
40,000 | 30,000 | |
送り速度 (mm/min) |
2,400 | 2,000 | 1,500 |
切込み量 ap×ae(mm) |
0.2×0.4 | 0.05×0.05 | 0.03×0.03 |
残し代 (mm) |
0.07 | 0.03 | - |
クーラント | 不水溶性切削油 | ||
加工時間 | 55分 | 50分 |
コメント
同サイズの従来品と工具摩耗、ワーク加工面粗さを比較しました。DRB230は本加工において、従来品と比較し約6倍から7倍の長寿命を記録しました。
なお、荒取りから仕上げまで工具1本で加工しました。
工具摩耗比較
測定機:測定顕微鏡 MM-60
グラフ中の写真ポイントは下記「刃先の状態」に対応します。
刃先の状態
ワーク面粗さ比較
測定機:非接触三次元測定装置 NH-3SP